

門馬 英美 個展 Summer Breeze / planned by NENOHOSHI
2026.8.2(日)〜8.9(日)
12:00〜19:00 ※最終日〜17:00
今夏も光の眩しいこの季節に、門馬 英美 個展を開催いたします。
作家は日常や旅先で出会った風景を題材に、移ろいゆく街の姿や季節、光の変化を丁寧に捉え、主なモチーフとしています。
一版ずつ色を重ねて刷り重ねるシルクスクリーンの技法を生かした、時間や記憶が積み重なるような静かな風景は、
確かに現実に存在する場所であり、非常に具体的な場所でありながらも、干渉を妨げることのない匿名性があります。
それは不思議な懐かしさを宿し、記憶の奥底に沈むいつか、どこかでみた景色を思い起こします。
見慣れた景色に宿る小さな変化をすくい上げ、何気ない日常に息づく美しさや、見ることの豊かさに気づかせてくれます。
出展作品の一部は会期開始後、オンラインショップに掲載いたします。更新後、改めましてこちらでご案内いたします。
また、下記にて取り扱い中の作品をご案内中です。ぜひご覧ください。
オンラインショップ

2026 , Image size 180×180mm
私の制作はまず描く風景を探しに行くところから始まります。描く場所は毎日見ている場所から、最近は旅に出て見つけることもあります。目まぐるしく変化する街の現在の姿を記録するように作品を作っています。
風景を描くようになったのは長距離通学で電車の中から外の風景を眺めていたことが始まりです。日々の忙しさに流されてしまうと、季節や細かな変化に気がつかなくなります。何も考えたくなくて、あえて気がつかないようにしている時もあります。見ているようで何も見ていない自分に危機感を覚え「観察して考えること」を意識的にするようにするようになったことが風景を描くきっかけとなりました。
よく見るとよく考えるようになります。私はいつも通り過ぎる街並みに、見るポイントを決めています。毎日同じ決めたポイントをチェックするようにして見ています。ポイントの選び方の基準は見た目が特徴的なものから季節で表情を変えるものです。例えば団地の間に見える桜の木、荒川を渡る時の橋の先に見える船、カステラのように同じ幅にいくつも立てられている住宅、誰もいない教習所の端で積み上げられているタイヤなど色々あります。毎日見ているはずなのに季節や時間によって見える色や光の印象が変わる、そんな見逃してしまう小さな変化の記録を残したいと思い作品を作っています。
MOMMA Hidemi

2026 , Image size 410×410mm

2026 , Image size 180×180mm

2026 , Image size 180×180mm
作家略歴
門馬 英美 / MOMMA Hidemi ●HP ●Instagram
日本版画協会準会員
1984 東京都生まれ
2008 武蔵野美術大学卒業
2010 武蔵野美術大学大学院修了
アーティストインレジデンス
2014. 7. 28 – 8. 15 コロラド州立大学・アメリカ
2013. 7. 24 – 10. 1 ノヴァスコシア美術デザイン大学・カナダ
個展、グループ展多数
