TOKYO×PRINT×LANDSCAPE 2024 緑の電車で旅をして
ハットリアイコ・門馬英美・吉田庄太郎
2024.12.19(木)〜12.25(水)
12:00〜19:00
・ハットリアイコ(木版画) Instagram
・門馬英美(シルクスクリーン) Instagram
・吉田庄太郎(木口木版) Instagram
本年も、毎年ご好評をいただいております版画作品が収められたカレンダーを販売いたします。
詳細は下記公式webサイトをご覧ください。
東京会20160229”は版画で風景を描くハットリアイコ(板目木版)・門馬英美(シルクスクリーン)・吉田庄太郎(木口木版)の3名からなるユニットで、版画の技法や版画の魅力を伝えるべく展覧会とカレンダーの制作を行なっています。
2016年から私たちは東京を版画で描く「TOKYO×PRINT×LANDSCAPE」を開催しています。
3名は実際の風景を見て、その時の季節や温度、感じた感覚を記録するように、忠実に描いています。同じ東京でもそれぞれ選び取る場所や表現も違います。3名は成長を続ける「東京の今」を版画で描き、これまで気がつかなった町の変化や、東京で生きる人々の姿を作品にしています。
そして「TOKYO×PRINT×LANDSCAPE」展ではオリジナルプリントで「カレンダー」を作る連続企画を行っています。カレンダーは普通の作品とは違い、季節を表すものです。3名は東京が一番魅力的に見える季節や時間を、1年間かけて取材し描いています。現在本展は版画の周知と、東京の新たな魅力発見へと繋がる展覧会として、多くの方に楽しんでいただいています。
2024年もこの「TOKYO×PRINT×LANDSCAPE」は続きます。現在のテーマは「東京を走る緑の電車」です。この電車が通る町でくらす人々や街並みを観察し、東京の中心で生きる人々の暮らしを記録します。多くの人々が利用するこの電車には、利用者全員それぞれの思い出があります。季節も時期も年代も違うかもしれませんが、鑑賞者と作家が同じ場所を過ごした経験を版画を通じてと共有し、本展を通して私たちの緑の電車の思い出と、来館者の思い出が交差する時間が生まれることを期待しています。