現代日本画と額装
曽根美咲,藤木貴子,松原瑞歩,李雨晨, GALLERY&額工房 村野生
2023.11.29(水)~12.4(月)
12:00~18:00 ※最終日のみ~16:00まで
主に現代日本画額装を行うGALLERY&額工房ARTWILLによる企画展。
4名の現代日本画作家の作品を、オリジナルの額装を施し展示します。
曽根 美咲
いきものの命を慈しむ気持ちとは別で、姿をただ愛でたいという気持ちがあります。幼い頃からぬいぐるみ遊びが好きなのと変わらない、動物の形や毛並みや、色や模様を楽しみ、手にとってみたいです。描くと自分のものになる感覚があるので絵にします。
1995年 千葉県に生まれる
2021年 東京藝術大学 絵画科日本画専攻 卒業
2023年 東京藝術大学 美術研究科絵画専攻 修了
現在 千葉を拠点に制作活動中
藤木 貴子
主に植物をメインに日常的にありのままの姿を鉛筆や水彩でスケッチして記録に残すようにしています。
そしてその中から、よりイメージがわいたものを日本画として自由な色味で作品にしていきます。
岩絵の具では、粒子の細かさの違いや絵の具そのものの美しい色を活かしながら制作することを心がけています。
三重県津市生まれ
2011 年 東京藝術大学絵画科日本画専攻 入学
2015 年 東京藝術大学絵画科日本画専攻 卒業
松原 瑞歩
日常の中の魅力的な景色に潜む畏怖感や違和感を絵画にしようと描いています。
2020年 東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業
2022年 東京藝術大学大学院美術研究科日本画専攻修了
李 雨晨
日常の景色をモチーフとして選び、人間という存在を画面から取り除きたいからです。服装、動き等によって、人間にはそれぞれの雰囲気があり、同じ景色にもかかわらず、そこにいる人物によってその場の空気もかわって行きます。私が今追求していることは、景色によって私だけの思いを伝えて、私だけの叫び声を無声の画面の中に木霊させることです。
現在
東京藝術大学大学院日本画博士後期課程2年 在籍
創画会会友