2025.1.16(木)~1.20(月) 平山友菜 個展 真鍮工房Rama+Rama core

平山友菜 個展 真鍮工房Rama+Rama core
2025.1.16(木)〜1.20(月)
12:00〜18:00 ※最終日15:00まで

言葉で表現することが苦手な私が進んだ道は、ものを作る世界でした。

昔の私は何をするにも不器用な自分に息苦しさを感じ、心許せる相手は動物だけでした。
それでも平穏に生きていましたが心の中では「何か」が足りないと感じる日々。
大人になってからもその「何か」を探していろいろと挑戦しては「これじゃない」を繰り返していた時に出会ったのが真鍮でした。
時を経るごとに色に深みが出る真鍮の温かさと美しさに心を惹かれ、見よう見まねで装身具作りを始めた頃にふと感じたのです。

「やっと出会えた」と。
真鍮を使い頭の中に広がる世界をこの手で作り出すことができて、はじめて私は私を好きになれました。

真鍮工房Ramaとして彫金装身具を作っている私の核(core)となっているのは幼き日の思い出と日本画です。
絵が好きだった父に連れられ展覧会を見て回った幼少期、日本画を学んだ4年、文化財修復師として日本画修理に従事した9年、

そして彫金に辿り着いてからの8年。
それぞれの時間は私の大切な記憶として心の中に積み重なっています。

装身具では真鍮工房Ramaとして活動していますが、それ以外の作品は私の核(core)の一部という意味でRama coreとしています。

「改めまして。はじめまして」の想いを込めた初の個展です。
皆様に楽しんで頂けますと幸いです。

子猫連作 其の一「けだま〈あそぼ〉」 100mm×100mm/岩絵具,胡紛,膠/絹本着彩

干支・巳年「葡萄守る蛇」 25mm×29mm
彫金作品 素材:真鍮,燻し加工
[略歴]
平山友菜 website
1987年 大阪生まれ
2010年 京都嵯峨芸術大学(現京都嵯峨美術大学)日本画古画 卒業
文化財修復会社 墨仙堂に就職。県指定重要文化財の修理に約9年従事。
2016年 修復師として従事する傍ら、独学で彫金を学び装身具作りを開始。
百貨店催事や各地イベントに参加し技術を磨く。
2019年 彫金作家として独立し埼玉へ移住。以降各地のクラフトイベントに出展。

〈2024年出展イベント〉
HandMadeJapanfes/東京 
秋田ふるさと村かまくらクラフト市/秋田
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