2025.5.21(水)~5.26(月) 今井康雄・兼未希恵二人展

今井康雄・兼未希恵二人展
2025.5.21(水)~5.26(月)
12:00〜18:00 ※最終日17:00まで

今年で第3回を迎えることができました。
第1回から変わらず「花」テーマにして開催しています。
二人の花を感じる視点の違いや、画材から出る絵肌の違いなど楽しんで頂けると幸いです。


『A White Lily  白いユリ』
2003年,板にアクリル絵の具,58.0×67.0 cm

『A Lactuca indica 秋の野芥子』
2025年,板にアクリル絵の具,30.1×8.8㎝
ずっと花を中心に制作してきています。
私にとって花は宇宙そのものであり、この世の中で宇宙の創造主の意思が端的に顕れている存在なのではないかと思います。
また、花はどうやら此岸と彼岸の間を取り持つものでもあるようです。
一輪の花を目の前に据えて対峙しているとそんなことを考えずにはいられません。
だから、私は花以外のものをあまり描こうとは思わないのかもしれません。
風景も描くことがありますが、これは、私にとっての郷愁で、前生の記憶とつながっているような気がします。
今井康雄 略歴
1965 京都市生まれ
1989 京都芸術短期大学造形芸術学科美術専攻日本画コース卒業
1991 京都芸術短期大学専攻科美術専攻日本画コース修了
1998 英国立ブライトン大学アート、デザイン アンド ヒューマニティーズ学部
   アート学科ファインアート ペインティング(BA)卒業
2000 英国立ブライトン大学大学院アーツ、デザイン アンド アーキテクチャー学部アーツ アンド コミュニケーション学科ファインアート修了(MA)

京都を拠点に制作。京都、鎌倉、東京、スイス、イギリスにて個展、グループ展等で展示、発表


『ハナイチリン366  no.023ジャーマンアイリス』
2024年,シナベニヤ・白麻紙・岩絵具・金箔・金泥,19.7×13.3㎝

『ハナイチリン366 no.008デージ赤』
2024年,シナベニヤ・白麻紙・岩絵具・金箔・金泥,9×7㎝
『ハナイチリン366』シリーズは366枚を描くのを目標にしています。
金色のリボンを着けた花一輪を描いています。完成までにはだいぶ時間を要すると思います。
今はなるべく現物の花に近づけてリアルに描いていますが、枚数が増えるにつれて表現の違いが出てくると思って、楽しく描いています。


兼 未希恵 略歴
1977 東京都生まれ
2001 京都芸術短期大学造形芸術学科美術専攻日本画コース卒業(同年大学へ編入)
2003 京都造形芸術大学美術工芸学科日本画コース卒業

東京を拠点に制作。京都、東京にて個展、グループ展等で展示、発表
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